Cafe De Bangkok
Top
パイナイ=どこ行くの?
昨日のインターナショナルマネジメントの授業で、
いろいろな文化によって異なるコミュニケーションの
話になり、タイに来た当初のことを思い出しました。

異文化理解の中では、それぞれの文化は下記のように分かれるそうです。

①Direct ダイレクト・直接型
A→B
直接的な言い方@アングロサクソン(UK、US、オーストラリア、北ヨーロッパなど)
例)指示を出すとき、命令するとき

A『これをこの期限までにやってくれ』
B『わかりました』

②Indirect インダイレクト・遠まわし型
b0000374_19243953.gif
遠まわし、はっきり要点を言わない@アジア
例)嫌なニュースなどを伝えるとき、断るとき

A『いやー、君の仕事振りにはいつも感心させられるよ、
うちの会社の業績が上がったのも君のおかげだよ』
B『……。』
A『ところで、来月から君の新しい代理の人が来るから、暇を…』

③Storytelling ストーリーテリング・たとえ話型
b0000374_19251769.gif
要点にいくまでにいろんなたとえ話を交えて話す。
@中近東、アフリカ、ネイティブ(原住民)など
例)セールストークなど

A『このマジックペン、非常に使いやすいんですよ、
いったい世界中の何人の人がこのマジックペンを愛用していると思います?
最初の発端は、アメリカの小さなオフィスで
働いていた秘書がある日会議をしているときにだね、
このアイディアを思いついたんだけど…
それから地元のスーパーで、爆発的に売れてね、
とにかくそれでこのマジックペンはよく売れているのだよ!』

④Digressive ダイグレッシブ・脱線型
b0000374_19261499.gif
ラテン・地中海(イタリアスペインギリシャなど)
例)コーヒーブレイク、ブレインストーミング、タバコ休憩など

A『そういえば、先週の連休には最近できたばかりのゴルフ場に行ってきたんだ』
B『あ、知ってる、○×ゴルフ場でしょ、そういえば私が前回言ってたおいしいレストランて
そこの近くににあるんだけどね』
A『シーフード料理といえば□□レストランもおいしいと思うよ』


なかなか面白いですよね。

私も自分では②と①が一番Comfortable、
楽チンに思えるコミュニケーションですね。
でも結構①80%、②20%くらいかな…。



そう、①VS②③④というのは『時間』(Time Consuming)の違いです。

①の西洋人的な考え方は、すぐに仲良くなりたい、知り合いたい、
時間的に効率的なやり方なのに対して、
②③④は、もっと時間をかけて人間関係などを築き上げていくタイプ。
これは歴史に重要なヒントが隠されているそうです。

①のアメリカなどは移民の国。人生で平均11回くらいの引越しをする
アメリカ人はいかに短い時間で親しくなれるか、がポイント。

なのに対して、②③④の国には、長い歴史と文化があり、
人間関係も長期的な関係を確立しようとしています。

この話で話題になったのは、
アメリカ人は、

『How are you?』(ご機嫌いかが?)
『I'll call you later』(また電話するね)
『Let's have lunch together next time』 (今度一緒にランチしようよ)


とか言うくせに、はっきり言ってそれは社交辞令。
まったくあなたがどんな機嫌なのか、気にしていないし、
電話する、ランチしよう、というのも本気で言っているわけではありません。
人間関係をよりスムーズにするためのフレーズらしく、
生真面目な私?日本人としたら、
『電話するっつったら、ちゃんと約束?通り電話しろー!(怒)』という感じですがね…。

それに対応するものがしかしアジアにもありましたね。

『你吃飯了嗎?』(ご飯たべましたか?)
多くのアジアの国ではご飯を食べたかどうかを聞くのが挨拶代わりですよね。

タイでこれにあたるのが、
パイ ナイ?』(どこいくの?)という言葉。

初めのころ、ホテルで勤めていた頃に、
ホテルに住み込みだったのでプライベートで出かけるときに、
いつも出かけるときに、従業員から『パイナイ?』の質問の嵐を受けていました。
最初の頃はいちいち律儀に答えていた私でしたが、
そのうちに、なんでこんなプライベートなことを報告せにゃならんのだ?と
いらいらしてきた矢先、タイ人に聞いてみるとやっぱりこれはタイ流の
挨拶ということが判明。

まぁ日本でもちょっと昔はきっとご近所さん同士、
『まぁ奥様今日はどちらへ?』
『ええ、ちょっとそのへんまで』
といった会話が交わされていたのだから似たようなものですね。

ということで、タイで『パイナイ?』と聞かれてもいちいち本当に
報告しなくても大丈夫ですよ、皆さん。
『パイ トゥラ(=ちょっとその辺まで)』と答えるのが無難で一番ですね♪

人気Blogランキング@地域情報(アジア)に参加中です♪
クリック=応援いただけると励みになります!
■■■さて、皆さんはどんなコミュニケーションの仕方がお好きですか?
[PR]
by rota_bkk | 2005-07-07 19:28 | ★MBA★