Cafe De Bangkok
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郷に入れば郷に従え
海外旅行をする時や、海外に留学、働く、住む、というときの鉄則はこれ。

郷に入れば郷に従え。

いろんな国に住んでみて、いろんな人と接してみて、はやくその国に慣れるには、その言葉や習慣を見よう見まねでやってみることが一番の近道だと思います。

ホテルで働いていた時に、タイ語も習おうとせず(確かにタイではタイ語を話さなくても生活できますが)、あくまでも自分の西洋文化を押し通すファラン(白人)上司と、タイ語を少しでも覚えて、タイ人スタッフとタイ語でコミュニケートしようとするファラン研修生がいました。

もちろん、マネージメントと研修生(トレーニー)では格も違うので、タイ人スタッフからしてみたら、研修生の方が親しみがわくのも当然かもしれません。でも実際にタイで働く外国人としては同じ条件。もちろん、この上司は裏で悪口を言われ続け、後から入ったトレーニーはすぐにみんなの人気者になりました。(もちろんこの上司はこのトレーニーに嫉妬。)

ちょっと姿勢を変えて、努力をすれば気持ちよく現地スタッフと接することができる。その方が、自分の仕事もやりやすくなるし、いい環境になるというのに、多くの白人はアジアの国に来て、白人崇拝主義を目の当たりにして、勘違いしてしまう人が少なくない。(まあ日本人にしても当てはまるかもしれないけれど!?)

自国では全く普通の人でも、タイ(アジア)に来たら、あ~ら不思議、もてもてじゃありませんか。どゆこと?外国人(ファラン)というだけで、もてたり、友達ができたりすると、ちょっと錯覚しちゃいますよね。

いや、話がそれました。

本来話そうと思ったのは全く違う話になるんですけど…。ワイ。について話したかったんです。

ワイ(合掌)は、タイのマクドナルドのドナルドですら、街頭でワイをしています。
ミシュランのキャラクター、ミシュラン坊やもワイをしています。
ローカライゼーションしてますね。

タイの正式な挨拶、人と会うときには、この『ワイ』をします。
両手を合わせて、胸または顔の前で手を合わせます。
日本で言えば、お辞儀にあたるもので、それが丁寧さによって角度が変わるように、ワイも相手が目上に行けば行くほど、手の位置も上になります。(そうですよね…!?)

ホテルに勤め始めた頃、ワイがきたない!といわれ、かなりショックを受けました。
上司などに会う場合は、目下からワイを先にし、それを受けて目上の人もワイをするのです。
タイのホテルのチェックインの時などは、フロントのレセプションがうやうやしくワイをして歓迎してくれると気持ちいいものがあります。
営業に行く時も、お客さんに会うときには恭しく『サワディカー』といって、ワイをする。退出する時も、『サワディカー』+ワイ。
1年も過ぎると、お客さんからもワイがきれいだと褒められるようになった。
ホテルとか営業で何度もやったからね…。

でも、母が先日タイに来た時にふと一言。
『でもこのワイって台湾人にしたらぶっ飛ばされちゃうわよ。』

え?

とくに年配の人にこのワイやったら、日本でもそうだと思いますが、お仏壇に手を合わせるとか、亡くなった方に手を合わせる行為みたいに見えるので、まったくもって失礼極まりないことになります。

確かにそうだ。

タイの文化を知っているから、ワイはきれい、とか、礼儀がなってるな。と理解できるようになったけれどもたしかによくよく思い返してみると、私もはじめてタイに来た時に、この拝まれるのはちょっと抵抗があったような気も…。

ある国ではとても礼儀正しいことが、ある国では失礼なことにあたる、って考えてみればいろいろありそうですよね。うーん、これぞ異文化理解コース。
そうしてみたらあのフランスのビズ(ほっぺにちゅーの挨拶)だって、ステ氏(フランス人)と知り合うようになってからどうにか慣れたものの、初めの頃はなんで知らん人とチューせにゃならんのじゃ!と抵抗があったもんな…。

ということで、タイに初めて来て、目の前で拝まれてもびっくりしないでくださいね。
ゆっくり手を合わせて『サワディカー(男の人の場合は:サワディカップ)』と答えてあげてくださいな。

※注意:日本人の観光客の方で、よくホテルやレストランでワイをされるので、自分も返さなきゃ!ということでワイを返しますが、ワイは対等もしくは目上の人にするものなので、ホテルやレストランではワイを返さずに、会釈のみでOKです。

<本日メニュー>
朝:トースト、ブルーベリーヨーグルトドリンク、コーヒー
昼:ツナサラダ、トートマンクン、カルボナーラリゾット@ジムトンプソンカフェ
夜:おかゆ、ししゃも、味噌汁

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by rota_bkk | 2004-08-26 18:48 | ★タイ★